10/25朝、夫と私はいつものようにバタバタと支度する中、小1の息子はいつものようにのんびり朝ゴハン中で、バナナを優雅に食していました。と、その息子が突然、「血が出た!」と言うので、視線を向けると…
バ、バナナに血が⁉️
慌てて吐き出させ、口の中を覗いてみると、乳歯が抜けていました!抜けた跡からは血が出て、そのずっと奥側(舌側)からは永久歯がちょこっと頭を出しています。初めての生え変わりです✨
下顎の真ん中(の右側)が抜けたのですが、ここが一番先に抜けるパターンが多いそうですね、知りませんでした。
息子の保育園時代には、もう生え変わり始めてるお友達が結構いるように感じていたので(歯が抜けてニカッと笑えば目立つから、多いように感じただけかな?)、うちの子はいつかな~と心待ちにしていましたが、歯が抜ける5日前に仕上げ磨きしていた時、フロスに「痛っ💢」とブチ切れ。もしやと触れてみるとグラグラしていて、「ついにこの時が」と嬉しくなりました💖
ちなみに抜けた歯は、吐き出したバナナの中に埋もれていたのを、無事救出。初めて抜けた乳歯、やっぱり記念なので、飲み込んでなくて良かった~😌
息子に、「下の歯が抜けたら、屋根の上に投げると、大人の歯が早く伸びるって言われてるんだよ」と、投げるようオススメすると、イヤ、と。歯の妖精にコインに変えて(換えて?)もらう、と。近所のアメリカ人家庭のお友達に教えてもらったのか、映画で見聞きしたのかは分かりませんが、とにかく「お金になる」という点だけは明確に把握されているご様子。えぇ~、余計な出費が…😰
ハロウィンやサンクス・ギビングに続くアメリカ文化の流入に戸惑いながらも、かわいい風習だなと思い、乗っかってみることにしました。ただ、我が家ではお小遣いを上げたことがまだなく、適切な金額が分かりません(必要と思うものは親が買い、誕生日とクリスマス以外で本人が欲しいものは都度交渉なのです)。
コインの相場がどの程度なのか、ネットで調べたり、夫と相談したりで、100円か500円かを迷いまくります。
夫「初なんだからご祝儀的に500円にして、2本目以降は100円にする?」
私「でも最初500円だったのに、次が100円だったらガッカリしない?」
夫「じゃ全部500円?」
私「歯、何本あると思ってんの!だったら最初から100円にしとく?」
(夫は大盤振る舞い、私はケチの傾向)
散々(本人に聞こえないようこっそり)協議したものの決められないまま、とりあえず寝ようということで、用意したポチ袋に歯を入れ、枕元に置きます。それを見た息子は、かわいい柄のポチ袋が気に入ったらしく、「妖精は袋も持ってくの?」だの「袋に入れないで歯だけ置く?」だの言い出します。あ、面倒なことになってきた…😓
小さな歯だけ置いたら失くしてしまいそうなので(コインに変わったはずの歯が、後になってどこかから転がり出てくるのは、設定上どうも宜しくない)、「妖精は中身だけ入れ替えてくれるはずだから、袋に入れても大丈夫よ!」と、さっきまで妖精の存在に懐疑的だったはずの母が、なぜか急に確信を持って全面支持。軽い気持ちで乗っかったはずの「歯の妖精さん」ストーリーに、いつの間にか親の方が必死に寄せていきます。何やってんだ、私。
そんな不毛なやり取りが続く内に、当の本人は気が変わり、ポチ袋だけでなく歯も手元に残しておきたくなったようで、最後には「歯は置かない。妖精が持っていかないように、お母さんが見張ってて」と、妖精をまるでコソ泥呼ばわりし、眠りにつきました。妖精さん、なんかゴメン💧
おかげで、金額未定のままですが、一応の解決🥴
ちなみに、永久歯の生えてきている位置が、乳歯の抜けた跡よりも、随分と後ろ側というのか内側だったので、「いずれ矯正しなきゃいけないのかな…」と心配しましたが、ネットで調べると(情報源が何でもネット)、よくあることみたいですね。内側から舌で押し出す力と、唇側から抑え込まれる力とで、自然にいい感じに納まる、と。「えぇぇ~、本当にこんな動くかなぁ~?」と懐疑的に見ていたら、1ヶ月も経たないうちにかなり前進してきたので、矯正の心配は杞憂に終わりそうです。
11/20には左隣の乳歯が抜け、その永久歯もちゃっかり内側の離れたところから生えてきましたが(1本目ほど遠くない)、これもいずれ前進するのでしょうね。
一つ一つ、赤ちゃんの名残りを脱ぎ捨てて、ゆっくりと着実に成長していく息子。いちいち感慨深くなってはギュウッと抱きついてくる母に、今は「やめてーー😹💓」なんてはしゃぎながら笑顔で返してくれますが、いつか肩パン👊で返される日が来るんだろうな…