母は授業参観に呼ばれたい‼︎

育児と育自

日曜日、授業参観がありました。

3学期になってから1回あって、1年で4回もあったので、今年度はもう終わりだと思っていたのですが、追加サービスのように開催されました。今までは平日ばかりだったのが、今回は初めての日曜日で、どうやら参加できない保護者のために配慮した、ということのようです。

おかげで、今まであまり参加できていなかった夫も、しっかり参加。

ついでに、むかし話を一つ、思い出しました。

(夫の話は、実際には、授業参観のときでなく、家で二人きりのときに聞きました。)

義母が、末っ子の夫を出産したのは、45歳のとき。夫が小学校に入ったときには、もう50代。当時としては高齢層ですし、若くして結婚する女性が多い沖縄では、さらに目立ったと思います。

夫が小学何年生だったか、授業参観に義母が訪れたとき、友達が「おまえんち、おばぁ来てる」と言いました。意地悪ではなく、本当にそう思った、というように。それが、かえって夫を傷つけました。

それからは、授業参観も、運動会も、親子面談も、あらゆる学校行事について、親には知らせなくなました。お知らせのプリントは全て捨てて、見つからないようにして…。当然、学校から家に連絡があり、バレました。両親には「なんで知らせなかった💢」とこっぴどく怒られましたが、夫は理由を頑なに言いませんでした。義両親がどう感じたかは、今となっては分かりません。

一方、私も末っ子ではありますが、私の母が20代半ばのときの子なので、若くて美人(と私には見えた)な母が、友達に見られると、子ども心に誇らしかったのを覚えています。その逆の心境は、考えたこともありませんでした。

その思い出話のあと、夫からは「もし息子がお母さんのことを隠しても、理解してあげてね」と言われ…。最初は「はぁーーー⁉️」と反応しましたが、隠した夫の気持ちも、隠された義母の気持ちも、そして、いつか隠すかもしれない息子の気持ちも、チクチク刺さってき、切なくなりました。

我が息子も、アラフィフの両親が授業参観にくるのを、今は喜んでくれているけれど、いつか秘密にされるのかなぁ~、しかたないのかなぁ~😭

でも、これ、「母は(女は)若い方がいい」という日本人の信仰が影響しているような気もします。機会があれば、各国の方々に聞いてみたいものです。

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