先日、「子どもにとって、親は若い方がいいのかも」説に触れました。「見た目が若いと自慢できる」な理由だったら「知らんがなっ💢」なのですが、確かに、親が若い=平均余命が長いわけで、子どもの立場からすれば、親が長生きできるのはフツーに良いことかも。
80歳前後になる私の両親は、今も健在です。ただ、いつか(そう遠くない将来に)訪れるであろうXデーを考えると、心がザラつきます。
半世紀ちかく生きた私にとっても、親の死は、できる限り遠い日の出来事であってほしい。
- 息子がいまの私と同じ年になる42年後、私は生きているだろうか?
- 親を亡くす経験を、彼は私よりずっと早い時期に味わうのだろうか?
どうすることもできないのに、「もっと早く産んであげればよかった…」なんて、つい思ってしまう日があります😢
一方、親にとってはどうでしょう?子育ては若いうちが良い、とはよく聞きますが、親の側にとっても、若いうちが良いのでしょうか。高齢にはメリットはなく、デメリットだらけなのでしょうか。
若い子育てのメリット
- 子どもが大きくなるまで長生きできる可能性大
→これはある‼️おまけに、自分は超高齢で結婚・出産したにもかかわらず、「孫が見たい👶」という欲望がわき上がり、息子には早く結婚&できれば子育てしてほしい、とこっそり祈る日々。
- 出産は、体力のある若いうちが楽
→私はもともと体力がないので、あまりピンとこず。むしろ、30後半になって健康のため始めていたヨガのおかげか、超安産だった。
- 子どもと一緒にめいっぱい遊んであげられる
→これも、もともと体力ないので、若くてもどっちみちムリ。
- 運動会で、親参加の競技で活躍できる
→これもまた、運動オンチなので、若くてもどっちみちムリ。おまけに、コロナ禍のため、親参加は今のところ一切ナシ。助かった…😮💨
- 他の保護者と同年代なので、ママ友、パパ友が作りやすい
→人見知りなので、若さ無関係にハードル高い。逆に、たまにいる高齢者同士で身をよせて、いたわり合うことができる。
以上のように、若いうちのメリットは、私の場合、あまり当てはまりませんでした。どれも理由が情けないですが😅
それどころか、高齢には高齢なりのメリットがあります✨
高齢の子育てのメリット
- 世帯収入が高くなっている傾向があり、経済的に余裕がある
→残念ながら、我が家はそんなに当てはまらないいけど…
- 親が精神的に成熟している
→残念ながら、我が家はそんなに当てはまらないけど…パート2
- 自分の趣味や遊びは、昔に十分したので、子育てに時間をささげることを喜べる
→「自分を見て見て」モンスターが常時おそってくると、もちろんツラくなる時はあるけど…
あれ?我が家はあまり該当せず??💦
ただ、最後のメリットだけは本当にありまして。私自身が30代後半から、遊んでくれる独身や子なしの友人が減り、「残りの人生、もて余すわ…」と寂しくなっていたところ、夫に出会い、40代で結婚、出産を経験しましたので、私にとっては、育児も一種のアクティビティ感覚です(こんな言い方したら、夫と息子に怒られるかな😅)。
高齢でも、案外どうにかなる。むしろ、メリットはある。そう感じています。(注:強がりも入ってます😋)
ただ、唯一、「早いうちに産んでおけば良かった~」と本気で思ったのは、小さな新生児の、これまた小さな爪を、初めて切ることになったとき。
爪が…どこなのか、ぜんっっぜん見えない‼️老眼が始まっているという事実に、初めて気づくのでした💧