夫婦ゲンカを子供の前でしてはダメ!分かってはいるけど、してしまった時

育児と育自

子育て中のご家庭は、なにかと忙しく、イライラしがちで、「いつも仲良し」とはいかない日がありませんか?

私は、夫婦喧嘩が子供に与える影響について知ってから、気をつけてはいるのですが、たまに(本当は頻繁に…)やらかしてしまいます。

マルトリートメントの影響

マルトリートメントって聞いたことありますか?日本語で「不適切な養育」を意味します。

マルトリートメント:子どもの心と身体の健全な育成・発達を阻む養育すべてを含みます。

親からマルトリートメントを受けた経験を持つ子どもたちには、過度の不安感やおびえ、泣き叫ぶなどの情緒障害、うつ、引きこもり、学校に適応できないといった症状や問題を引き起こす場合があります。

「致知出版社」友田明美氏の記事より一部を抜粋・編集

不適切な養育や虐待なんて、自分には関係ない、当てはまらない、と多くの親御さんは思われるかもしれません。でも、夫婦間の喧嘩を子供に見せたり聞かせたりするのも、イライラして大声を出したりするのも、心理的虐待に当たります。

子育て家庭ならどこでも起こりうる、誰もが気をつけなければならないことだと思うんです。

悪影響を回避するには

親だって人間ですから、夫婦でぶつかることはあるかもしれません。そんな時、私は次の2つだけは絶対に守りたい、と心がけています(はい、「心がけている」のです)。

  • 子供の前ではケンカしない
  • 感情的にでなく、論理的に話し合う

感情的にぶつかって喧嘩にならないよう、一旦落ち着いて、理性的に話し合い、お互いに歩み寄れるよう、努めています(はい、「努めている」のです)。

分かっていても、してしまった時

まるで悟ったかのように書いてきましたが、その「絶対の誓い」を、私はチョコチョコ破ってしまいます。

今朝も、やっちゃったんですよね、夫婦喧嘩。子供の前で、ハデに。息子の登校準備でバタバタしてる時に(忙しいからこそ、なのかも?)。

きっかけは本当にささいでしたが、結果は重大。どなり合う夫婦のそばで、息子は視線のをまっすぐ見つめ、黙っていました。気付いた時には、遅かったです。

「言いたいことは、怒りながらじゃなく、落ち着いて」と普段はご立派に言っている両親が、お互い激オコでガチンコなんですから、めちゃくちゃカッコ悪いですよね😓

すぐには謝る気になれない私は、夫がその場を離れた一瞬に、息子に「ケンカしてビックリさせてゴメンね。今はお母さん怒ってるけど、後でお父さんとちゃんと仲直りするからね」とだけ伝えると、小さく「ん」と返してくれました…。

(学校から帰ってきたとき、朝のことをもう一度あやまると、「何のこと?夢でも見たんじゃない?」とトボけられてしまいました。なかったことにしようとするのは、彼の優しさでもあり、それだけ思い出したくないことだったのかな、と胸が痛くなります😭)

喧嘩しても、建設的に話し合って、理解する。間違えても、反省して謝って、和解する。子供は大人を見ているので、今後、どのような姿勢を見せていけるのか?

もう二度と、子供の前では喧嘩しません。と、再び誓う、いつまでたっても半人前の母なのでした。

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