6月、月曜日の朝。息子が突然、学校を行き渋りました。
「学校に行きたくない」
ついさっきまで、いつもどおり準備してて、何の素振りもなかったのに…。
体調は良さそうだし、先週までは学校も楽しそうにしていたし。理由を聞いても、沈黙するばかり。
朝はいつも、夫が登校に付き添っているのですが、その日に限って、夫は発熱で仕事を休むため、私が代わりに送ることに。
途中、「体調はどう?」「学校で何かイヤなことあった?」と聞いてみたのですが、答えません。
涙をこらえながらも、トボトボと登校していく後ろ姿。心配で胸がつぶれそうになりながら、見送りました。
「月曜日だから?」
「行きたくないと言ってるのに、行かせてよかったのかな」
「休ませるべきだったかな…」
家に戻ってからも、ネットで「学校を休みたい 理由」と検索してみたり。次から次へと原因を探ろうとしますが、しっくりくるものはありません。
夫は熱でスヤスヤ。相談できん。。。
午後。
少し心配を引きずりつつも、学校へお迎えに行くと、息子は満面の笑顔で、朝の様子とは別人のように元気!
えーーーっ 何でよ!?!?
こっちは気が気じゃなかったのに…。家に帰ってから、「朝はどうしたの?」と改めて聞いてみます。
「んーー?」と、最初のうちは本人も分からないようでしたが、何度か聞き方を変えていくと、段々と整理できてきたのか、ポツリ。
「みんな家にいるから」
え、みんな…?
母は4月から仕事を辞めて、家にいる。
父は今日は熱で会社を休んで、家にいる。
自分だけ、学校。
仲間外れみたいで寂しかったってことーーーーー!?
なっ お、おまっ きゃわ…(モゴモゴ)
その繊細さを大切にしつつも、たくましく育ってほしいなぁ…と願った日でした。