日曜の午後、子供部屋の断捨離をしました。
とは言っても、まだ半分は残っているし、済んだはずの半分さえ、大半は判断保留となってリビング一角に山と積み上がっているしで、断捨離もどきな感じですが…。
それでも大事なのは、今回は小学校1年の息子が、生まれて初めて、彼自身の判断に委ねて断捨離に挑むこと。もちろん(?)本人が言い出したのでなく、私の発信ではありますが、彼は捨てるのを猛反対するかと思いきや、素直に受け入れてくれたことが意外でした。この千載一遇のチャンス、逃すわけにいかない👊‼️
最近は毎日のように、段ボール等の廃材を使って次から次へと「作品」を生み出していく、小さな巨匠。創作意欲には感心するばかりですが、4畳半もない小さな子供部屋に、無造作に積み上げられていくガラク…名作たち。今までに何度も「いらないものは片付けよう?」と声をかけましたが、返事は必ず「全部いる!」で、段ボールの1cm足らずの切れっ端すら「まだ使う」と大切に残すエコぶり。
元から小スペースということもありますが、あっという間に足の踏み場はなくなり、掃除機もかけられず、隣接するリビングにも徐々に作品を(無断)陳列し始めます。母が「寝る時間になってもリビングに出しっぱなしのものは捨てるよ」と予告すると、慌てて少し引っ込めるものの、翌日にはまた新作が…。
あー、はいはい。これニュースで見たことある。ゴミ屋敷ってヤツね😏
断捨離でお馴染みのキーワード、「ときめくものだけを残そう」と言ってみても、まず「ときめくって何?」と聞き返され、「あぁ、幼い彼はまだときめきを知らないのね…」と感慨深くなります(そこ?)。ときめきとは何か、もう忘れかけの母は古い記憶を呼び起こし、「ときめき=大好き💖ってことだよ」と説明。
ときめき探しの旅に出た彼。が、一つ手に取っては、私に向かって「これはねー、こうして動かしてねー」と解説を始め、もちゃもちゃ遊び出し、全く進みません。その度に母が「残す?捨てる?」と声をかけると、「あ、そうだった😧」と我に返り、「う~ん…」とトンチのように両手の人差し指で頭をなぞって考え込み、ひらめいたように「取っておく」の決断。もう、敗け戦の様相…。
それでも、私が何度も「それ、本当に大好き?全部お部屋に収まるかなぁ?」と声をかけると、今までは絶対に捨てられなかった切れっ端を、初めて、ポイッ!次は、「折り紙、たくさん作ったから」と、いくつか拾い出し、自分で記念写真を撮ってから(でも、ブレてて何が写ってるか分からない…)、ポイッ!「これ初めて作った時、(アイデアが)考えれてなかったなぁ~」なんて反省を呟きつつ、ポイッ!次第に波に乗ってきます。
数時間かけて半分を選別したところで、本人もかなり疲れたし、夕食の時間になるしで、本日のラウンドは終了!と言っても、大半は「残す」か「保留」に振り分けられ、「捨てる」は切れっ端が中心でしたが、人生初の断捨離にしては上出来✨次の週末には残り半分を断捨離し、保留分と再決戦して、更に絞る、と約束しました。
作品群が子供部屋に収まりますように🙏
6歳ながらも、彼なりに初めての断捨離もどきを経験。片付けそのものより、今後、彼の人生の中で「大事なものは何か」を考える時、指標として役立ってくれればいいなぁと期待します。
かくいう私も、断捨離に取りかかれたのは40過ぎてからで、まだまだ取捨選択中。頑張らねば💦
さぁ、これで「我が家で最も断捨離できない人」暫定一位は、夫となりました。夫よ、どうする⁉️