小1の息子は、家のトイレでも暗いと一人で行けないほど、かなりの怖がり。まだまだ幼さ全開で、自分のことを名前で「カパ(仮名)」と呼んでいるのが、キャワイイなぁ~…と密かに萌えていました。でも、いずれ大きくなったら、名前でなく「僕」とか「私」とか呼ぶんだよと教えなきゃねと思いつつ、まぁ小学校3~4年の頃かな、と呑気に考えていました。
かく言う私自身、幼少期には自分を「◯◯ちゃん」と呼んでいて、「私」へ変えるのには中々に抵抗がありました。そこで、当時好きだったマンガ「じゃリン子チエ」の主人公が「ウチ」(ご存じ、大阪が舞台)と呼んでいるのを真似て(なぜかそれでワン・クッション置けるような気がした)、ひとまず自分を名前+ちゃん付けで呼ぶことからは脱皮しました。
ただ、同級生男子からは、やはり当時マンガもアニメも大人気「うる星やつら」のラムちゃんをマネしてる!とからかわれることになりましたが…(どうしてそっちは思いつかなかったんだろう?てか、そこをからかわれたからってどーなの??子供の頃は、いろんなことを考えてて忙しかった…)
それはさておき、息子の変化は、予期せぬ形で突然に訪れました。
ある日、それはもう本当に突然に、「オレ」と言い出したのです。「ボク」とか「自分(これはない?)」とかスッ飛ばして、いきなり「オレ」。それって、思春期や反抗期の男の子がワルぶって言うもの、という昭和的な固定観念に囚われていた私は、完全に不意を衝かれて、我が子の成長を喜ぶのか何なのか、スタンスが決まらないまま、何とも言えない表情になってしまいました💧
でも、本人は恥ずかしがったり虚勢を張ったりしてる気配もなく、いたって自然に「オレ」を使いこなしています。かえって知恵(?)がつく前だから、妙な抵抗がなかったのでしょうか…
何にせよ、一瞬でお兄ちゃんになったなぁ~😭と一抹の寂しさを感じる、過敏な母なのでした。
余談ですが、義兄(夫の5歳上の兄)は、それまでずっと母親のことを「母ちゃん」と呼んでいたのが、中学生のある日、「オフクロ」と呼び出したそうです。ほんの少し、口ごもりながら。それを、当時小学生だった我が夫は見逃さず、「オ、オフクロって~~~ッ‼️🤣」と完膚なきまで笑いのめしました(普段イジメられてたウップンが溜まってたんでしょうかね💀)。
お義兄さんは、翌日には再び「母ちゃん」に戻ったとか。ちょっと可哀想…笑